商売あれこれ

中国には喫茶店中国茶バージョン「茶館」がある。「法制晩報」によれば、北京郊外の住宅地にある茶館で、「夫婦カード」なるものを発行したという。1年間200元(約1500円)でお茶が飲めるというカップルカード。妙な商売もあるものである。


商売といえば、同じ「法制晩報」で、歩道橋の上で数千人の携帯番号と住所などの「情報大全」を販売していた売人が逮捕されたという記事もあった。「情報大全」には「広告会社の社長大全」などいうものもあったそうで、一冊50元-100元(750-1500円)で販売されていたとか。中国ならではの安価な情報価格であるが、同時に情報の内容がどこまであてになるかはわからない。


おまけで。中央政府の陳情局に陳情に来た人々が集って暮す直訴村の商店街では、藁半紙みたいなコピー用紙にプリントアウトされた各種法律文書が売られている。陳情者の中には10年以上陳情を続けているツワモノもいて、みな法律にはなかなか詳しい。それにしても、路上で法律文書がごろごろと売られている場所は、北京でもあそこくらいかもしれない。