中国式恋愛講座

ネイルサロンで「Ray」の中国版「瑞麗」を見ていたら、恋愛3段階講座ページがあった。最初が「知り合う」段階、次が「デート」の段階、最後が「談恋愛(つきあう)」段階で、それぞれに成功のためのキーワードがある。「知り合う」段階では「自信、勇気」。「デート」の段階で優しさとか気遣いなど。


「自信、勇気だって」と20歳そこそこのサロンの可愛い系おねえさんに言うと、「そりゃそうそうでしょ!自信は重要!」と返ってきた。これが日本の恋愛指南なら、相手にどう好印象を残すかとか、相手に共通性があると思わせるとか、逆にちょっとしたギャップを見せるとか、相手主体のテクニックが多いように思うのだが、中国は己の自信と勇気で打破するのだ。


なお、各段階のみんなの悩みコーナーでは、「どこで知り合えるのかよくわからない」「どうやって好意を伝えたらいいかわからない」などなど。こちらはなんとなく日本でもありそうな話だった。


ところで追記ながら、2日前のエントリーで書いた日本人女性の「どこでもいい」は本当は「どこでもいいけどよくはない」という話。合コンの場で、中国人の女の子たちも「どこでもいいって言っても、それはどこでもいいわけじゃない!」と言っていたので、あれは女性に万国共通の言い回しかもしれない。そして女性が「どこでもいいわ」と言ったとき、おおむね男はそのセンスと気遣いぶりを試されているのである。