リラックス商品

帰国2日目で、まだ中国モードである。中国ではトイレにちり紙を流すと配水管がつまると言われており、紙は必ずゴミ箱に捨てる。このため、日本のトイレでちり紙を流すたびに、ちょっと罪悪感を感じてドキドキしてしまう。元来、小心者なのである。


日本のコンビニはあいかわらずリラックス、リフレッシュ、脱力系の商品が多いと思う。チョコでもドリンクでも、「ストレスフルな生活に!」といったアピールをよく見かける。北京でも最近、リラックス系商品を見るようになった。ドリンクのCMだったと思うが、「目を閉じて、リラックスして〜」と柔らかい女性のアナウンスあわせたヨガの映像が流れるものもある。


けれど北京の「リラックス」はバリキャリのファッションみたいなもので、忙しいライフスタイルの一種であり、かっこよさでもある。これに対し日本のそれは、本当に日々のささやかな憩いであり、みんながせっせと追い求めるあまり、なんだか別のストレスがたまりはしないかと思う。