「政務を愛す」女性閣僚

庶民の夕刊新聞「法制晩報」に、「日本の女性閣僚 家事を愛さず、政務を愛す」という記事が載っていた。中国の日本関連記事は、日中関係に絡んだ強弁な批判記事か事実報道、あるいは真面目な分析記事が多く、この手のゴシップ系のものは少ない。もっともこれも、本当は真面目な分析記事なのかもしれないが。


紹介されている女性閣僚は、猪口邦子内閣府特命担当大臣が「日本のライス長官」、小池百合子環境大臣クールビズに関連して「日本男性からネクタイを取り去った女」、田中真紀子に至っては「夫の姓を変えさせた初の女外相」。


なお「専門家の分析」によれば、「女性議員の増加は、日本の男女平等と民主化レベルの向上を示す」とのこと。それを言うなら、中国の最高指導者レベルの女性政治家は非常に少なく、その一人、小泉首相との会談をドタキャンした呉儀副首相は独身で、「中国の鉄の女」の異名をとる仕事の鬼。かなり余計なお世話な記事なのである。