離婚率の訂正とお詫びと失恋男女

※訂正とお詫び
以前に中国の離婚率が20%で、日本の離婚率が2%と書いてしまったことがありましたが、間違いです。そもそも離婚率の算出方法は人口1000人に対して行われるもので、日本の場合は2003年時点で2.25、中国は2002年時点でおよそ1.8となります。ただし社会科学院の学者の発表によれば、北京の場合、この数値は約7ポイント、対結婚者人口では37%、当年、結婚した人の数と比較すると、離婚した人の数はその50%となります。なお日本では、後者の数字は約38%、1000人あたり5.9人が結婚して、2.2人が離婚しています。私の周りはすでに30歳を過ぎているので、結婚率より離婚率がはるかに多いですが。


さてその離婚の話。北京の売れ筋NO1新聞「京華時報」によれば、北京の郊外の住宅地で、女性とその子供が硫酸をかけられる事件があったという。犯人は、女性の夫の父親A氏が再婚して1年後に離婚した相手B(44歳)。このBおばさん、何度もA氏に復縁を迫ったが、そのたびに断られる。A氏は息子夫婦の家に身を寄せているおり、どうやらこの息子嫁がA氏にいらんことを吹き込んだのだろうと考えたBおばさんは、嫁と子供に硫酸をぶっかけた、というもの。なんでそんな風に考えたのか分からないのだが、そもそも、再婚して1年で離婚したA氏は、もうちょっとよく考えて再婚すべきだったのかもしれない。大変余計なお世話だが。


事件といえば、失恋した23歳の男性が、ぼうっと車を運転していて女子学生3人を轢いちゃったという事件もあった。この男性、直前に彼女から別れ話を突きつけられて、「心神喪失」状態だったらしい。幸い大事にはいたらなかったが、交通管理部は同男性に、「気分がすぐれないときは、できるだけ運転を避け、自分と他人を傷つけないよう」忠告したのだとか。ご苦労さんなことなのである。