本日も黄砂

あいかわらず黄砂が吹き荒れている。1日出かけていたら、かばんの中までジャリジャリになった。日本のテレビでも、北京の黄砂のひどさを放映していたが、スカーフをそのまま顔に巻きつけて自転車を飛ばすお姉さんやおばさんは、黄砂に関係なく、風の強い春先の風物詩である。日本で流れる海外の映像は、実感比1.3割増しくらいかもしれない。


なお、北京のインテリ紙の天気予報欄では「黄砂は今夜大風にのって去るでしょう!」とのこと。つまり、北京を去って、日本に向かうということだ。


話変わって、北京の銀座(というと語弊があるが)、目玉観光スポットのショッピング街、王府井(ワンフーチン)の銀行に入ると、行列ができていた。中国の銀行でも、番号札を引くシステムなので、並んでいるのは珍しい。


警備のお兄さんに「機械、壊れたの?」と聞いたところ、壊れて修理して、直ってはいるのだが、番号札システムを再開すると、ショッピングに疲れて休憩に来た人々が紛れ込むのだという。その割合、約10%とのこと。なるほどそれで、客は延々と列を作っていたのである。