正月の営業度

本日は中国的新年第1日目(初一)。煩くてかなわないと思った爆竹だが、昔の北京を知る人の話では、以前と比べると今年はどうということもないそうである。あれでどうってことがないのなら、私は旧正月の北京からは脱出したい。


外に昼食を食べに出かけると、いつもの成都小吃も餃子屋も新疆レストランもワンタン屋も牛肉麺屋も肉餅屋もみな閉まっていた。忘れていたが、昨年も食料を買い出しておかなかったため、正月中はろくなものが食べられなかった気がする。


近所のスーパーは正月4日にならないと開かない。いつも野菜を買いに行く八百屋も果物屋も閉まっている。結局、マクドナルドで北京ロールセットを食べた。


爆竹が今以上にカゲキだった時代に比べると、無休営業の店は格段に増えているに違いない。そういえば、私が留学したばかりのころ、近所にあった地元系コンビニが24時間営業になったときには、留学生たちが感動していた。


しかし、東京にいるときのような正月の淡々とした日常生活は、ここ北京では難しい。正月の営業度は、まだまだ中の下くらいだと思う。