春節と13年ぶりの爆竹解禁

n_tianzhong2006-01-28

本日が旧暦の大晦日除夕である。なにしろ13年ぶりの爆竹解禁で、すでに昼間から戦闘状態のごとくひゅんひゅん、バンバン、ドド〜〜ンとやっている。確か爆竹の解禁は夕方からだったはずだが。あまりの騒音に発狂しそうである。


夜、外に出ると、ロケット花火がボンボンあがり、地面には鼠花火のような爆竹がバンバン破裂し、道路にぶちまけられた爆竹の残骸まで、突如、思い出したように破裂する。うかうか外にも出られない。


夜中0時、いよいよ春節を迎える段になると、辺りは昼間のごとく明るくなり、花火が向こうでもこちらでも、家の目の前でも上がっている。音に反応したのか、路駐の車のセキュリティがウィンウィンとサイレンをかき鳴らす。東京大空襲はこんな感じだったかもしれない。


窓を開けて花火を見ていたら、1つ上の階から火を噴く連チャン爆竹が垂れ下がり、あやうく火花を浴びそうになった。ちなみにベランダでの使用は禁止である。


私はこれまで、長年の伝統である春節の爆竹を禁止するなどとは愚かしい法律だと思っていた。しかしこれに関してだけは、中国政府は大正解だと思う。そして日本大使館からの「むやみに外出しないように」というお知らせもすばらしく正しいと思う。


もっとも、これだけバンバンやっていると、嫌でもすっきり年が明けた気分になりそうだが。